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古生物学:初期の化石有鱗類におけるモザイク状の解剖学的構造

Nature 647, 8090 doi: 10.1038/s41586-025-09566-y

有鱗類(トカゲ類とヘビ類)は約1万2000の現生種からなり、その生態は非常に多様で、クラウン群の起源は約1億9000万年前にさかのぼる。形態的特徴と分子系統学的特徴の間に見られる不一致は、有鱗類の初期進化における解剖学的構造の変容の複雑なパターンの存在を示しているが、初期の化石タクソンが乏しいために、まだほとんど解明されていない。今回我々は、スコットランドで発見された中期ジュラ紀(1億6700万年前)の新たな骨格に基づいて、新属新種Breugnathair elgolensisを報告する。この骨格化石は、比較的完全な化石有鱗類標本の中では最も古いものの1つである。Breugnathairは、ヘビ類の起源に重要である可能性のある謎めいた新たな科であるパルビラプトル科(Parviraptoridae)に位置付けられた。この分類群は、これまでは非常に不完全な化石標本からしか知られていなかった。Breugnathairは、現生の分類群には存在しないようなモザイク状の解剖学的形質を示し、頭骨や骨格の比率はオオトカゲ類のものに類似するが、歯と顎の特徴はヘビ類に似ていて、ヤモリ類のような初期に分岐した分類群と共通する原始的形質も併せ持つ。複数のデータセットの系統解析からは、パルビラプトル類は、初期の有毒有鱗類(そして可能性としてはステム群ヘビ類)あるいは摂餌に関連してヘビ様の歯と下顎の形質を収斂的に進化させたステム群有鱗類のどちらかである、という矛盾する結果が得られた。これらの知見は、有鱗類の初期放散において高度なホモプラジーと実験があったことを示しており、深い進化的分岐の間に起きた収斂的な形態的変容の潜在的な重要性を浮き彫りにしている。

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