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神経科学:電気魚における集団センシング

Nature 628, 8006 doi: 10.1038/s41586-024-07157-x

イルカやコウモリ、電気魚などの幾種類かの生物は高度な能動的感覚系を持っており、自己生成する信号(例えば、音響放射や電気放射)を用いて環境を探る。社会集団におけるアクティブセンシングの研究は通常、同種の放射からの干渉を最小にする戦略に重点を置いてきた。しかし、工学的には、空間的に分散された複数の放出器と受容器は、環境的なセンシングを大幅に増強できることがよく知られている(例えば、マルチスタティックなレーダーやソナー)。今回我々は、モデル化、神経記録および行動実験から、アフリカ産の弱電気魚エレファントノーズフィッシュ(Gnathonemus petersii)が、同種の電気パルスを用いて自身の電気定位範囲を拡大し、物体を識別して、情報伝達を増加させることを示す証拠を提示する。これらの結果は、個体の知覚が近くにいる集団メンバーのエネルギー放出によって強化されるという、アクティブセンシングの新たな集団モードの証拠を提供する。

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