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化学:混合フラックスを用いたカルコゲニドの構造と組成の発見

Nature 612, 7938 doi: 10.1038/s41586-022-05307-7

多くの現代技術の進歩は、材料発見の絶え間ない要求に依拠している。しかし、新しい固体材料や目的の固体材料につながる合成経路の設計には、反応性パターンの理解が必要である。効率の向上や材料発見の加速には、合成科学の進展が欠かせない。今回我々は、溶解度を調整できる高温溶液や高温フラックスを用いて合理的に材料を発見するための、非常に効果的な方法を提示する。この方法では、自由エネルギーランドスケープを実際の合成変数、つまり温度とフラックス比に射影することによって、生成物の選択を容易にする。我々は、AOH/AXAはLi、Na、KまたはRb、XはClまたはI)混合フラックスを用いて、A(Ba)-Cu-Q(O)(QはSまたはSe、AはNa、KまたはRb)カルコゲニド系の化合物を合成することによって、この手法の有効性を実証した。我々は、出発物質の割合を変える必要なしに、温度とフラックス比を系統的に変えることによって得られた、10通りを超える特異な構造タイプを含む、30通りの未報告の化合物や組成を提示する。また我々は、反応物の溶解度と温度が上昇するにつれて化合物の構造次元性が低下することも見いだした。この方法は、無機固体を合理的に発見するための効果的な一般戦略となる。

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