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考古学:単年精度の放射性炭素年代測定法による、バイキング時代の交易サイクルの年代特定
Nature 601, 7893 doi: 10.1038/s41586-021-04240-5
太陽粒子事象に関連して大気中14C濃度が急速に変化したことが近年発見され、放射性炭素年代測定用の年単位の新たな較正データセットの構築に拍車が掛かった。そうして得られた一連のデータセットにより、放射性炭素年代測定法は、以前の較正データセットでは得られなかった分解能の年代が求められる都市遺跡にも使えるようになっている。今回我々は、単年精度の放射性炭素較正曲線を用いて、バイキング時代の交易拠点の考古学的層序の年代を特定した。我々は、遠くは北極圏ノルウェーおよび中東からの長距離交易の拡大を示す人工物の発見に関して、絶対年代の明らかな証拠を提示する。こうした交易の拡大は、バイキング時代の初頭である紀元790 ± 10年という年代と結び付けられた。今回開発された方法は、世界各地の考古学的層序において、人間の相互作用や、文化的、気候的、環境的な変化の比較を可能にするものである。

