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自己免疫:UNC93B1からの解離が、選択されたTLRの区画限定的な活性化を強固にする

Nature 575, 7782 doi: 10.1038/s41586-019-1611-7

核酸を感知するToll様受容体(TLR)は、微生物のDNAやRNAの認識を促進する一方、自己の核酸の認識を制限するという複雑な調節を受けている。これらのTLRが適切に調節されないと、自己免疫疾患や自己炎症性疾患につながることがある。これらの受容体の細胞内局在は、自己と非自己の識別に重要であると考えられているが、細胞内TLRの区画限定的な活性化を強固にする分子機構はほとんど解明されていない。今回我々は、エンドソーム以外の場所でTLR9の活性化を防ぐ機構を明らかにする。この制御は、TLRのトラフィッキングシャペロンUNC93B1からのTLRの調節された解離を介してなされ、これはエンドソーム内でのみ起こり、TLRへのリガンド結合とシグナル伝達に必要である。UNC93B1からのTLR9の解離を、TLR9への親和性を高めるUNC93B1変異や、解離を妨げる人工的な係留によって阻害すると、シグナル伝達の異常が引き起こされる。エンドソームにおいて、UNC93B1からTLR9とTLR3は解離するがTLR7は解離せず、TLR7は異なる機構によって調節されている。この知見によって、TLR9の区画限定的活性化を強固にするチェックポイントが明らかになり、エンドソームの個々のTLRの活性化が異なる調節を受けている可能性のある機構がもたらされた。

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