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社会進化学:局所的ノイズのある自律エージェントはネットワーク実験で全体的な人間の協調を改善する

Nature 545, 7654 doi: 10.1038/nature22332

集団内での協調は部分最適化の問題に直面し、理論からは、全体最適の実現にはいくらかのランダムネスが有用であることが示唆されている。今回我々は、人間の集団が自律的なソフトウエアエージェント(ボットとして知られる)と相互作用するネットワーク・カラーコーディネーションゲームを用いた実験を行った。被験者(n = 4000)をノード数20のネットワーク(n = 230)に埋め込み、場合によってはそこにボットを3個加えた。ボットは、さまざまなレベルの行動のランダムネスおよび異なる測地的な位置でプログラムされたものである。その結果、動作時に低レベルのランダムなノイズがあり、中心的な位置に置かれたボットは、人間集団の総体的な成績を有意に改善し、解決時間の中央値を55.6%高速化した。これは、協調の課題が困難な場合に特に顕著であった。行動のランダムネスは、ボットと接続した人間のタスクを容易にするだけでなく、人間同士のゲームプレーにも影響を及ぼすことで機能し、従ってこうした混成系での全体的な協調においてさらに連鎖的な利益を生み出す。

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