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構造生物学:スプライシングの第2段階のために活性化したヒトスプライソソームの低温電子顕微鏡構造

Nature 542, 7641 doi: 10.1038/nature21079

スプライシングの第2触媒段階に先立って起こるスプライソソームの再編成はRNAヘリカーゼPRP16によって促進されるが、この事象はほとんど解明されていない。今回我々は、PRP16が作用した直後に停止したヒトスプライソソームC複合体(C*)の3D低温電子顕微鏡構造を報告する。ヒトC*スプライソソームの触媒性U2–U6リボ核タンパク質(RNP)コアの構造は、酵母のプレPrp16 C複合体の構造と非常によく似ている。しかし、C*では分岐したイントロン領域が触媒中心から約20 Å離れていて、U6核内低分子RNAの ACAGAボックスに近いその位置は、PRP8 RNアーゼH様ドメインとPRP17 WD40ドメインとの相互作用によって安定化されている。RNAヘリカーゼPRP22は触媒中心から約100 Åの所に位置しており、第2段階後のスプライシングされたmRNAを遠方から不安定化していると考えられる。酵母C複合体とヒトC*複合体の構造の比較から、U2核内低分子RNPの長距離にわたる移動などの多数のRNP再配置が明らかになり、これらはPRP16により促進されているらしい。

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