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宇宙物理学:大質量の若い星団によって集積されたガスから新しい星の種族が形成される
Nature 529, 7587 doi: 10.1038/nature16493
星団内の星は、共通の前駆的な分子ガス雲から1回のバーストで形成されると考えられている。しかし、100億歳を超える年齢で、質量が太陽の数十万倍である、大質量で老いた「球状」星団には、複数の星の種族があることが多く、一生の間に複数回の星形成事象が起こったことを示している。第二世代の星形成のきっかけとしては、しばしば星の一生で後期の段階に当たる漸近巨星分枝星からの星風の衝突が提案されている。こうしたことが起こるには、初期の星団の質量が太陽の数百万倍より重くなければならない。本論文では、マゼラン雲内の大質量で比較的若い3つの星団(10億~20億歳)を観測し、それらが初期の形成時期から数億年後に発生したバースト的な星形成の明らかな証拠を示していることを報告する。我々は、それらの星団が、初期形成から最近の星形成バーストまでの期間を通して、ホスト銀河のガス円盤内で軌道運動していれば、新しい星を形成するために十分なガスを集積した可能性があることを明らかにする。この過程は、球状星団内に普遍的に見られる複数の星の種族を結果的に生じさせる可能性がある。

