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古生物学:エディアカラの巨視的生物の生殖様式を推測する

Nature 524, 7565 doi: 10.1038/nature14646

後期エディアカラ紀(5億8000万~5億4100万年前)の謎めいた巨視的化石は、地球上の多様で複雑な生物の記録として既知の中で最古のものであり、微生物が優占した原生代の生態系とカンブリア紀に出現した現代型の生物圏の間に位置する。これらの巨視的化石の中で最も古く最も謎に満ちている生物群の1つに、モジュール式の自己相似的な分枝および固着底生性を特徴とするRangeomorphaがある。in situで化石化した大型rangeomorph集団は局所的に存在するため、空間点過程の手法を使ってその生物学的特性の基本的側面を解明することが可能である。今回我々は、そうした技術を利用してrangeomorphのFractofususで反復的なクラスター形成パターンを見つけだし、複数世代にわたって走根様の無性生殖を行い、繁殖体が水で運ばれて分散するという複雑な生活史を明らかにした。生態学的には、こうした習性によって、局所への迅速な定着と、まだ定着していない新しい場所への輸送の両方が可能になったと考えられる。2種類の繁殖モードによって成体の形態を生じるFractofususの能力は、その基盤となる発生生物学的特性の複雑化を示している。

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