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自己免疫疾患:インターロイキン23の特異的標的治療による乾癬の臨床症状の改善
Nature 521, 7551 doi: 10.1038/nature14175
乾癬は、世界中で約2~3%の人々が罹患している慢性的な炎症性皮膚疾患で、患者の身心の健康に深刻な影響を与える。乾癬が免疫による疾患であることが明らかになったことで、より標的を絞った効果的な治療につながっている。最近の研究では、インターロイキン12(IL-12)およびIL-23が共有するIL-12/23p40サブユニットに焦点が置かれている。研究結果から、IL-23の特異的阻害が乾癬の改善をもたらす可能性が示唆されている。今回我々は、IL-23p19サブユニットを標的とするモノクローナル抗体であるチルドラキズマブを、中等度から重度の乾癬患者を対象とした、3パートから構成される、無作為化、プラセボ対照、反復投与、逐次用量漸増、第I相試験において評価し、IL-23p19を特異的に標的にすることによりヒト被験者で病気の重症度の改善をもたらすという臨床的な裏付けを示す。乾癬面積重症度指数(PASI)スコアの75%低下(PASI75)は、パート1およびパート3を合わせて、3および10 mg kg−1群の全ての被験者で196日目までに達成された。パート2では、3 mg kg−1群の15人のうち10人、および10 mg kg−1群の14人中13人が、112日目までにPASI75を達成した。PASIスコアおよび組織学的検体での改善によって証明されたように、チルドラキズマブは中等度から重度の乾癬患者で重要な臨床症状の顕著な改善をもたらすことが実証された。

