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免疫学:ヒト細胞内ISG15はインターフェロンα/βの過剰増幅と自己炎症を防ぐ

Nature 517, 7532 doi: 10.1038/nature13801

細胞内ISG15は、ISG化と呼ばれるプロセスで他のタンパク質と共有結合することができるインターフェロン(IFN)-α/β誘導性ユビキチン様修飾因子で、マウスではIFN-α/β依存的抗ウイルス免疫のエフェクター分子である。我々は以前に、非常に重篤なウイルス性疾患は伴わない遺伝性ISG15欠損を持つヒトについての研究結果を報告している。我々は、これらの患者がマイコバクテリア疾患にかかりやすい傾向があること、そしてヒトISG15が細胞外IFN-γ誘導分子として非冗長的であることを示した。今回我々は、ISG15欠損患者には、意外にも、IFN-α/β免疫増強の細胞性、免疫学的、臨床的徴候も見られることを示す。これらの徴候は、メンデルの法則に従う自己炎症性のインターフェロンを原因とする疾患(interferonopathy)であるエカルディ・グティエール症候群や脊椎内軟骨異形成に類似している。さらに我々は、患者の細胞で細胞内ISG15が存在しないことが、IFN-α/βシグナル伝達の強力な負の調節因子であるUSP18の蓄積を防ぎ、その結果IFN-α/β応答の強化と増幅が起こることを示す。従ってヒトISG15は、抗ウイルス免疫において冗長であるだけでなく、IFN-α/β免疫の重要な負の調節因子である。ヒトでは、細胞内ISG15はIFN-α/β誘導性であり、ISG化依存的な抗ウイルス免疫の基質としては働かないが、USP18依存的なIFN-α/βの調節およびIFN-α/β依存的な自己炎症の防止を確実にする。

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