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宇宙:電荷交換とホットバブルにおける局所的な1/4 keVのX線フラックスの起源

Nature 512, 7513 doi: 10.1038/nature13525

太陽の近傍は、最も近くにあって研究しやすい銀河間物質のサンプルであり、これを理解することは、星の形成と銀河の進化のモデルにとって極めて重要である。容易に吸収されてしまう1/4 keVのX線の予想外に強力な拡散フラックスが観測されたことからは、太陽周囲のおよそ100パーセク以内の星間空間に、低温の吸収ガスが全くといっていいほど存在しないという発見と相まって、局所的なホットバブルと呼ばれる、X線を放射する高温のガスで満たされた「局所的な空洞」という描像が得られる。最近、太陽風の重イオンが惑星間空間の中性のHやHeと電子を交換することで、太陽系では放射がむしろ容易に生成されるため、銀河円盤内に100万度のガスが局所的に存在することを示す重要証拠が消されている可能性が示唆され、このモデルには疑問が投げかけられている。本論文では、太陽風全体の電荷交換の寄与が、銀河面における1/4 keVの約40%であることを示す観測について報告する。計測されたフラックスにおいて電荷交換が支配的ではないという事実は、太陽からおよそ100パーセクに広がっている100万度のホットバブルという概念を裏付けている。

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