Review

医用工学:生物医学研究にマイクロ流体技術が果たす現在および将来の役割

Nature 507, 7491 doi: 10.1038/nature13118

ミリメートル未満のスケールで流体を工学的に操作することを特徴とするマイクロ流体技術は、診断法や生物学研究を向上させる見込みが大きい。試料の迅速な処理や分析中の流体の正確な制御といった特性によって、マイクロ流体技術は、従来の実験手法に代わる方法として魅力的な候補となっている。本論文では、ラボ・オン・チップのマイクロ技術で実現された近年の進歩を分析するとともに、こうした技術が最も大きな影響を与えた臨床および基礎研究分野についても考察する。また、マイクロ流体技術の持てる能力が十分に発揮されるのを助けるために生物学者、技術者、および臨床医が取り得る方向性も示唆する。

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