Letter
宇宙:岩石成分を持つ地球サイズの系外惑星
Nature 503, 7476 doi: 10.1038/nature12767
現在、地球サイズ(半径R⊕)と海王星サイズ(半径約4 R⊕)の間にある大きさの惑星は、太陽類似星の周りに一般的にあることが知られている。このような惑星の大部分は、トランジット法で発見されている。この方法を使うと、惑星が親星の前面を通過する時に惑星によって遮られる星の光量の割合からそのサイズを決定できる。惑星質量、すなわち、惑星の組成を知る手がかりとなる惑星密度を測ることは、より難しい。2~4 R⊕のサイズの惑星の密度範囲は、幅広いことが分かっており、これは組成が多様なことを示唆している。しかし、これらの観測は地球程度の小さな惑星には及んでいなかった。本論文では、親星を8.5時間で一周する地球サイズの惑星Kepler-78bの質量のドップラー分光測定結果を報告する。仮に、半径が1.20±0.09 R⊕で質量が1.69±0.41 M⊕だと仮定すれば、この惑星の平均密度は5.3±1.8 g cm−3となり、地球と似ている。これは、その惑星が岩石と鉄からなることを示している。

