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構造生物学:DAXXはH3.3の特異的な認識のためにヒストンH3.3–H4二量体を包み込む
Nature 491, 7425 doi: 10.1038/nature11608
ヒストンシャペロンは、ヒストン結合タンパク質の構造的にも機能的にも多様なファミリーで、ヒストンがクロマチンに組み込まれる前に無差別的な相互作用をするのを防止している。DAXXは後生動物のヒストンシャペロンで、進化的に保存されているヒストン変異体H3.3に特異的である。今回我々は、ヒストンH3.3–H4二量体と結合したDAXXヒストン結合ドメインの結晶構造を、DAXXとH3.3内に変異があるものを含めて明らかにし、またH3.3認識特異性の基盤となる原理を明らかにするin vitroおよびin vivo機能研究とともに報告する。DAXXはH3.3–H4二量体を包み込んでいて、ヒストンの接触可能表面積の40%を占めており、複合体形成に伴ってH3.3–H4ヒストンフォールド中で構造変化が起こっている。DAXXは、伸びたαヘリックス型のコンホメーションを使って、主なヒストン間相互作用部位や、DNAとASF1の相互作用部位と競合している。我々の構造研究により、H3.3特異的な残基を読み取る認識要素が明らかにされ、機能研究からはシャペロンに媒介されるH3.3変異体の認識特異性へのH3.3のGly90とDAXXのGlu255の関与が示された。

