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宇宙:金属量が広範囲にわたる複数の星周辺での小さな系外惑星の存在度

Nature 486, 7403 doi: 10.1038/nature11121

太陽に似た星の光球における重元素の存在度(金属量)から、初期の原始惑星系円盤の化学組成の「化石」記録が得られる。金属の豊富な星には、巨大ガス惑星が存在している可能性がきわめて高く、惑星が塵や氷の粒子の集積によって形成されるというモデルを裏付けている。地上からの最近の探査によって、この相関関係が海王星程度の大きさの惑星で弱まっていることが示唆されている。しかし、大きさと金属量の間の関係が、地球程度の大きさの系外惑星の領域でどのように拡張されるのかはわかっていない。本論文では、NASAのケプラー計画によって発見された226個の小さな系外惑星候補の親星の分光学的な金属量について報告する。これらの惑星候補には太陽系の地球型惑星の大きさと同程度のものが含まれている。地球半径の4倍より小さい半径を持つ惑星は、金属量が広範囲にわたる(しかし、平均すると太陽の金属量に近い)親星の周囲に形成される一方、大きな惑星は金属量がもっと多い星の周囲に選択的に形成される傾向があることがわかった。この観測結果から、地球型惑星は天の川銀河系円盤に広く分布している可能性があり、その形成には過剰な金属量という特別な要件は不要なことが示唆される。

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