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物性:鉄カルコゲナイドにおける超伝導の48ケルビンでの再出現

Nature 483, 7387 doi: 10.1038/nature10813

圧力は、鉄系超伝導体における超伝導の発生と制御に不可欠の役割を果たす。大きい陽イオンをそれより小さい希土類イオンで置換することによって圧力効果をシミュレートして、鉄系材料の超伝導転移温度Tcは過去最高の55 Kまで上昇している。Tcが釣鐘型の化学ドーピング依存性曲線を示すのと同じように、圧力を調節した際のTcは一般的に、最適圧力を過ぎると単調減少する。今回我々は、超伝導鉄カルコゲナイドで、Tcが1 GPaでの第一の最高値32 Kから減少した後、11.5 GPaを超えたところで第二の超伝導相が突如として再出現することを報告する。再出現した超伝導相のTcは、第一の最高値よりもかなり高く、Tl0.6Rb0.4Fe1.67Se2、K0.8Fe1.7Se2およびK0.8Fe1.78Se2の場合、48.0〜48.7 Kに達する。

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