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宇宙:NGC 4449の近傍にあって潮汐によって歪んだ矮小銀河

Nature 482, 7384 doi: 10.1038/nature10837

NGC 4449 は、近傍にあるマゼラン型不規則スターバースト銀河で、Bバンドの絶対等級で−18等を示し、地球から 3.8メガパーセク離れたところに大質量で明るい中程度の年齢の銀河核が存在する。この銀河は、中性水素(HI)の特異な複合体に取り囲まれており、この複合体にはリングや殻、逆方向に回転するコアが含まれ、およそ90キロパーセク(kpc)の広がりがある。NGC 4449は比較的孤立しているものの、最も近傍の既知の伴銀河で、南へおよそ40 kpcほど離れたところに位置する銀河DDO 125との相互作用が、そのHI構造の複雑性の原因と考えられている。本論文では、NGC 4449の伴銀河である矮小銀河、すなわちNGC 4449Bの存在について報告する。この伴銀河は、Vバンドの絶対等級で−13.4等を示し、その有効半径は2.7 kpcで、全体ではおよそ8 kpcまで広がっている。これは、潮汐破壊の過渡的な段階にあり、天の川銀河近傍のいて座矮小楕円銀河の状況によく似ている。NGC 4449Bは顕著なS字型形態を示し、これは破壊されつつある銀河で予想される形態だが、これまでのところ分解しつつある球状星団でしか観測されていない。我々は、さらなるアークあるいは円盤の波打ち構造が、これまで知られていた距離の2倍に当たる、銀河中心から約 20 kpcまで広がる成分を含む、2成分からなる星間ハローに埋もれていることも見いだした。

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