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発達:ティーンエイジャーの脳では言語性知能および非言語性知能は変化する

Nature 479, 7371 doi: 10.1038/nature10514

知能指数(IQ)は、人間の知的能力に関する標準化された尺度で、さまざまな認知能力が考慮されている。一般にIQは、生涯を通じて変化しないものと考えられており、ある時点のスコアを用いて後年の教育的成果および雇用展望が予測される。測定されたIQの予想外の長期的変動が脳の発達と関係しているのかどうかは、神経画像によって分析することができる。今回我々は、ティーンの時期に言語性IQおよび非言語性IQの上昇または低下が見られることがあり、こうした成績の変化は脳の局所的な構造変化との密接な相関関係によって裏づけられることを明らかにする。構造的画像化と機能的画像化とを組み合わせることにより、言語性IQは発話によって活性化される灰白質領域とともに変化する一方、非言語性IQは指の動きによって活性化される灰白質領域とともに変化することが示された。同一人物の長期的評価を使用することにより、横断的研究を混乱させる脳構造のばらつきをもたらす原因の多くが除去された。これにより、この2種類のIQの神経マーカーを分離でき、一般的な言語能力および非言語的能力が、学習に関与する感覚運動技能と密接に関係していることがわかった。もっと一般的には、同年代個人と比較したある個人の知的能力はティーンの時期には上昇したり低下したりする可能性があることを、今回の結果は強調している。このことは、知的潜在能力が高まる可能性を持つ人にとっては励みになるとともに、早熟の子どもがその能力を維持できるとは限らないという警告にもなるだろう。

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