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細胞:RNAiは、複製と共役したRNA Pol IIの遊離によって、ヘテロクロマチンのサイレンシングを促進する

Nature 479, 7371 doi: 10.1038/nature10501

ヘテロクロマチンは、真核生物染色体の反復領域が密に固まってできている。ヘテロクロマチンが有糸分裂を経て受け継がれていくにはRNA干渉(RNAi)が必要で、これが細胞周期のDNA複製期にヒストン修飾を誘導する。今回我々は、分裂酵母(Schizosaccharomyces pombe)ではセントロメア周辺領域のヘテロクロマチン中に複製起点と非コードRNAが交互に並んでいるために、転写と複製の競合が起こることを明らかにする。転写と同時に起こるRNAiによって、RNAポリメラーゼII(Pol II)が遊離してリーディング鎖のDNAポリメラーゼによるDNA複製が完了し、また結合したヒストン修飾酵素も遊離して複製フォークとともに進みヘテロクロマチンを広げる。RNAiが起こらないと、停止した複製フォークは、ヒストン修飾されずに相同的組み換えによって修復される。

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