Letter 発生:マウス胚からの半数体胚性幹細胞の作製 2011年11月3日 Nature 479, 7371 doi: 10.1038/nature10448 ほとんどの動物は二倍体だが、半数体のみの種や雄が半数体(ミツバチやアリなど)の種も知られている。高等動物が二倍体ゲノムを持つことで、マウスのような生物医学のモデル生物種で使える遺伝学的手法が制限されている。この問題を解決するために、魚類では半数体の実験的誘導が用いられている。ゼブラフィッシュの半数体の発生は、遺伝学的スクリーニングに応用されている。最近になって、メダカ(Oryzias latipes)からも半数体の多能性細胞株が樹立された。対照的に、半数性は哺乳類の発生とは適合性が低いようである。半数体細胞は、単為発生マウスの卵筒胚期で見られるが、生き残る胚のほとんどの細胞は二倍体になる。本研究では、半数体マウス胚性幹細胞について報告し、その順遺伝学的スクリーニングへの応用法を示す。 Full Text PDF 目次へ戻る