Review Article 環境:地球上で耕作を続けていくための解決法 2011年10月20日 Nature 478, 7369 doi: 10.1038/nature10452 人口および消費の増加は、農業および天然資源に対してかつてないほどの要求を突きつけている。現在、約10億人が慢性的な栄養失調状態にあり、その一方で、農業システムは地球規模で土地、水、生物多様性、および気候を同時並行的に損ないつつある。世界の将来の食糧の確保と持続可能性の要求を満たすには、食糧生産を大幅に増大させると同時に、農業が環境に与える影響を大きく低減させなければならない。今回我々は、この難局の解決法を分析し、農業の拡大停止、低収量農地の「収量ギャップ」の改善、耕作効率の向上、食生活の変更、および廃棄物の削減によって飛躍的な進歩が可能となることを示す。ここに挙げた戦略を統合すれば、農業が環境に与える影響を大幅に緩和させながら食糧生産を倍増できるだろう。 Full Text PDF 目次へ戻る