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気候:海洋循環と気候におけるアガラスシステムの役割

Nature 472, 7344 doi: 10.1038/nature09983

大西洋には、アフリカ南端の周辺を巡るアガラスリーケージを介して、インド洋と太平洋から、暖かく高塩分の海水が流れ込む。近年の知見は、アガラスリーケージは気候システムにおける重要な要素であり、人為起源の温暖化の下で現在進行しているリーケージの増大は、温暖化と北大西洋における融解水の流入の加速化が大西洋の鉛直循環を弱めようとする中で、鉛直循環を強化する可能性があることを示唆している。しかし、北大西洋における諸過程と比較すると、気候変化の誘発要因やフィードバック機構としてのアガラスシステムの全体像はほとんど見過ごされてきた。温暖化する気候におけるアガラスシステムの役割を確立するためには、古海洋学と現在も行われている観測によって裏付けられる詳細なモデル実験が必要である。

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