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遺伝:8つの一般的疾患16,000例と共通対照3,000例におけるCNVの全ゲノム関連解析

Nature 464, 7289 doi: 10.1038/nature08979

コピー数多型(CNV)は、ヒトの遺伝的多型の大部分を占め、一般的な疾患に対する遺伝的感受性に重要な役割を果たすと予測されてきた。この問題について検討するために、我々は、CNVと8つのヒトの一般的な疾患との関連について、大規模で直接的な全ゲノム解析を行った。目的によってデザインされたアレイを用い、3,432のCNV多型について、約19,000人をコピー数によって分類した。このCNVには、500塩基より長い全共通CNVのうち、推定でほぼ50%が含まれる。血液由来と細胞株由来のDNAの間に認められるCNVの系統的差異など、正の関連があると誤判定される原因となりうるいくつかの生物学的アーティファクトを同定した。関連解析およびフォローアップ反復解析によって、CNVと疾病の関連がみられる3つの遺伝子座が確認された。クローン病に関連するIRGM、クローン病、関節リウマチおよび1型糖尿病用に関連するHLA、2型糖尿病に関連するTSPAN8である。いずれについても、遺伝子座はこれまでに一塩基多型(SNP)に基づく解析によって同定されており、今回のアレイで特徴がはっきりした大半の共通CNVはSNPによる明確なタグが付けられていて、SNP研究によって間接的に調べられているという我々の見解を反映している。我々は、既存のプラットフォームで分類可能な共通CNVは、ヒトの一般的な疾患の遺伝的基盤に大きく寄与している可能性は少ないと結論する。

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