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免疫:SAPで制御されるT-B細胞相互作用は胚中心形成を引き起こす

Nature 455, 7214 doi: 10.1038/nature07345

抗体を介する長期の免疫の発生は胚中心反応に依存しており、これには抗原特異的TおよびBリンパ球の協調的な働きが必要である。ヒトX連鎖リンパ球増殖症やその遺伝子欠損マウスモデルでは、SH2D1aによってコードされるSAP(signalling lymphocyte activation molecule-associated protein)の機能欠失変異が胚中心形成に著しい欠陥を引き起こすが、その機序はまだ不明である。今回我々は、生体内二光子イメージング法を使い、SAP欠損が、抗原提示樹状細胞ではなくCD4+ T細胞で、同じ抗原特異性をもつB細胞との安定な相互作用を特異的に障害することを示す。この選択的に生じた欠陥により、Sap−/− T細胞が、その他の点では機能を備えたヘルパーT細胞としての既知の特徴を示しているにもかかわらず、抗原特異的B細胞は正常に増殖するのに十分なレベルの接触依存的なヘルプを受けられないようになる。また、Sap−/− T細胞は、B細胞との安定した相互作用が失われたために、効率的よく新生胚中心へ移動し、そこにとどまって胚中心反応を持続することができなくなる。これらの結果は、SAP欠損により胚中心に欠陥が生じることの説明となり、また、同じ抗原特異性をもつTとB細胞間のin vivo内での双方向性コミュニケーションに関する新たな知見を与える。

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