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細胞:酵母出芽時の齢の非対称的分配機序

Nature 454, 7205 doi: 10.1038/nature07212

加齢とそれに続く死という過程が種で維持されるのは、齢が新生時にリセットされる場合にのみである。出芽酵母では、芽は若い状態で作られるが、カルボニル化タンパク質や環状DNAなどの加齢因子は、加齢が進んだ母細胞に閉じ込められて残る。このような閉じ込めの機構とその重要性についての理解は進んでいない。本論文では、核膜でセプチンに依存して側方拡散障壁が生成され、既存の核膜孔の芽への移行が制限されることを示す。母細胞内に環状DNAを保持するのは、拡散障壁の存在と、核バスケットを介して環状DNAが核膜孔に係留されるのに依存している。核の齢決定因子を確実に非対称的に分配させる拡散障壁があるという結果と一致して、この障壁の変異体bud6Δでは、芽での齢の適切なリセットが起こらない。今回の結果は、非対称的分裂の際に1つの娘細胞へ加齢因子が閉じ込められるのは、セプチン依存性の拡散障壁が関与していることを示している。

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