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生理:ニコチン性受容体スーパーファミリーにおける部分的作動の性質

Nature 454, 7205 doi: 10.1038/nature07139

部分アゴニスト(部分的作動薬)は、受容体には結合するが、すべての受容体にそれが結合する濃度でも最大応答が小さいリガンド(基質)である。リガンド依存性イオンチャネルの場合、部分アゴニストはチャネルの開閉状態間のコンホメーション変化を引き起こす効率がよくないため、小さい応答しか生じないと1957年から考えられてきた。我々は、ニコチン性受容体の2つのメンバー、筋肉型ニコチン性アセチルコリン受容体とグリシン受容体の部分アゴニストについて調べ、開閉反応は完全アゴニストと部分アゴニストで類似しているが、部分アゴニストへの反応はチャネルがまだ閉じているときに起こるフリッピング(flipping)という初期のコンホメーション変化によって制限されていることを見いだした。この結果は、構造研究の解釈や、将来的に治療に使える部分アゴニストの設計にかかわっている。

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