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宇宙:高赤方偏移の通常銀河中にある強磁場

Nature 454, 7202 doi: 10.1038/nature07105

銀河の磁場の起源と成長は、いまだによくわかっていない。一般的には、もとになる磁場がダイナモ効果によって長い期間にわたって増幅されると考えられているが、その時間スケールの制約条件はほとんどわかっていない。遠方の、したがって古いクエーサーの回転測度によって突き止められた磁場強度は、現在と同程度であることが最近示されたが、強い磁場がクエーサー自体の異常な環境中にあるものなのか、それとも視線方向に沿って分布するのかは明らかでない。本論文では、強いMgII吸収線をもつクエーサーが大きな回転測度とはっきり結びつけられることを示す高解像度スペクトルについて報告する。MgII吸収線は、クエーサーへの視線方向に沿った通常銀河のハローで発生するため、こうした関係が成立するためには、宇宙が現在の年齢のわずか3分の1程度だったときに、通常銀河が予想外に強い組織化された磁場を伴っていなければならない。

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