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細胞:環状のコヒーシンが姉妹DNA分子を連結する

Nature 454, 7202 doi: 10.1038/nature07098

有糸分裂に極めて重要な意味をもつ姉妹染色分体の合着は、コヒーシンと呼ばれる複数のサブユニットからなるタンパク質複合体の働きで起こる。コヒーシンのScc1、Smc1、Smc3という3つのサブユニットは環状構造を形成し、この環の中に姉妹DNA分子を取り込むことによって姉妹どうしを結びつけていると考えられてきた。これを検証するために、環を構成する3本のポリペプチド鎖どうしが接触する3つの面に部位特異的に化学結合を作って架橋し、共有結合によって閉じたコヒーシン環を作製した。環による捕捉モデルから予測されるとおり、この処理によってDNA-コヒーシン二量体構造が形成され、タンパク質変性処理に対して抵抗性を示した。故に、コヒーシンの環が個々の姉妹ミニ染色体DNA分子を連結していると考えられる。

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