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宇宙:土星でみられる木星のものに似たオーロラ

Nature 453, 7198 doi: 10.1038/nature07077

惑星のオーロラは、高エネルギー荷電粒子が周囲の宇宙環境から上層大気へと、惑星の磁力線に沿って流れることにより形成される。地球のメイン・オーロラオーバルは、太陽風との相互作用を通じて形成されるが、木星では、その磁場の内側にある衛星イオからのプラズマとの相互作用によって形成される(ただし、両惑星では他の過程によってもオーロラは形成される)。土星ではこれまで、メイン・オーロラオーバルしか観測されておらず、その起源についてかなりの議論が続いている。本論文では、メイン・オーバルの約25パーセントの明るさをもつ、土星のセカンダリー・オーバルの発見について報告し、これは土星周辺の中層磁気圏との相互作用によって生じることを示す。これは弱いものの、木星のメイン・オーバルと同じであり、比較的暗いのは木星の火山衛星イオほどの大規模なイオン供給源をもたないことによる。この結果は、土星と木星からのオーロラ発光にみられる違いが、これら2つの惑星それぞれの条件でのスケーリングの違いによるものであり、根本的な形成過程は同じであることを示唆している。

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