Review Article 神経科学:fMRIで何ができ、何ができないか 2008年6月12日 Nature 453, 7197 doi: 10.1038/nature06976 機能的磁気共鳴画像法(fMRI)は、今や認知神経科学分野における神経画像化の主力技術となっている。スキャナー技術、画像取得手順、実験デザインや解析方法の進歩によって、fMRIは単なる脳地図作成法から真の脳構築研究法へと昇格すると考えられる。しかし、fMRIデータの解釈に関しては根本的な問題が山積している。それは、導かれた結論が、しばしばこの方法の実際上の限界を無視しているからである。本総説では、fMRIの現状を概観し、神経画像化データと生理学データを例に挙げて、血流動態シグナルと、これらシグナルが神経画像化データの解釈に及ぼす制約に関する理解の現状を明らかにする。 Full Text PDF 目次へ戻る