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宇宙:炭素の大気をもつ白色矮星

Nature 450, 7169 doi: 10.1038/nature06318

白色矮星は、およそ0.07 Mと8〜10 MMは太陽質量)の間の初期質量をもつ星の進化の終点にあたる(さらに重い星は、それらの一生をブラックホールあるいは中性子星として終える)。星の進化の理論からは、大多数の白色矮星は炭素と酸素からなるコアをもち、コア自身はヘリウムの層で取り囲まれており、既知の白色矮星の約80パーセントでは、それがさらに水素の層で取り囲まれている。したがって、すべての白色矮星はこれまで、水素を豊富に含む大気をもつもの(スペクトル型DA)とヘリウムを豊富に含む大気をもつもの(スペクトル型非DA)という、2つのカテゴリーのどちらかに属することがわかってきている。本論文では、主に炭素からなり、水素やヘリウムが極微量あるいは全く含まれない大気をもついくつかの白色矮星の発見について報告する。我々の解析では、これらの星で観測された大気のパラメーターは、現在知られている漸近巨星分枝後の進化の理論のどれとも十分に一致しないが、これらの天体は、詳細に研究された独特なPG 1159 型星であるH1504+65星に対応する、さらに低温の天体である可能性がある。したがって、これらの星はH1504+65星と共に、漸近巨星分枝の後に起こる未知の進化系列を形成しているのかもしれない。

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