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宇宙:最も明るい超新星に対する説明として考えられる脈動的な対不安定性

Nature 450, 7168 doi: 10.1038/nature06333

極めて明るい超新星SN 2006gyは、通常の超新星よりも10倍以上も明るいように見えるため、星のコアの崩壊が大質量星の超新星になる唯一のメカニズムであるという従来の考えに疑問を投じている。本論文では、現在の宇宙で最も明るい超新星は、電子・陽電子対生成を原因とする内部不安定性を生じた大質量星によって放出された物質の球殻の衝突から生じることを報告する。この「対不安定性」は、星を破壊するには不十分な爆発的燃焼を引き起こすが、太陽質量の何倍もの外層を放出する。最初の爆発の後、残っているコアは収縮し、安定な燃焼状態を求める。次の爆発が起こると、太陽質量の数倍の物質が再び放出され、先の放出物質と衝突する。この衝突は、通常の超新星爆発のおよそ10倍という1050 ergのエネルギーをもつ光の放射が可能である。我々のモデルは、SN 2006gyの観測された光度変化曲線とよく一致し、大質量星のいくつかは超新星に似た爆発を2回以上生じる可能性があることも示す。

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