Letter 宇宙:最も明るい超新星の起源は若い星団中の暴走的衝突である 2007年11月15日 Nature 450, 7168 doi: 10.1038/nature06276 銀河NGC 1260にある超新星SN 2006gyは、記録された中で最も明るい。その前駆天体は非常に大質量の星(>100 M◎、M◎は太陽質量)だった可能性があるが、その説明は、この超新星のスペクトルに水素がみられることと矛盾する。それは、40 M◎より質量の大きい星は、その水素外層を爆発の数十万年前に放出してしまったと考えられているためである。あるいは、前駆天体は2つの大質量星の合体で生じた可能性もある。本論文では、銀河の中心付近に存在すると予想されるような、高密度で若い星団中の大質量星の衝突頻度は、SN 2006gyがそのような衝突によって生じた可能性が無理なく考えられるだけ十分に高いことを示す。もしこれが正しい説明であれば、超新星が(ほぼ1年以内に)暗くなったとき、爆発の位置に大質量星の高密度な星団が見えるようになるであろう、と我々は予測する。 Full Text PDF 目次へ戻る