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地球:ベンガル湾北部で巨大津波地震が起きる可能性

Nature 449, 7158 doi: 10.1038/nature06088

2004年に起こったスマトラ-アンダマン大地震とインド洋大津波は、多くの地球科学者にとって予想外の出来事だった。現在では、2004年の地震のすぐ東のスマトラ島中央部沖で、別の巨大地震の危険性が高まっていることは広く認識されているが、さらに北のベンガル湾北部ミャンマー沿岸に沿った沈み込み帯にはあまり関心が払われていないようである。本論文では、同様な指標から、ミャンマーの海岸に沿って巨大地震が発生する可能性が高まっていることを示す。この指標には、巨大逆断層地震を起こしたことのある他の沈み込み帯に似たテクトニクス環境、地震発生帯が固着していることを示す応力と地殻歪みの観測、過去にその場所で巨大津波地震が起きたことを示す地震活動の歴史が含まれる。これらはすべてミャンマーの沈み込み帯で活発な沈み込みが生じていることと一致し、地震発生域はベンガル扇状地まで達していることが示唆される。したがって、ミャンマー沿岸沖では巨大地震が起きる可能性があり、多くの人たちが地震と津波の危険にさらされていると結論される。

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