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γ線バーストGRB 060614には新たな爆発過程を考えなくてはならない

Nature 444, 7122 doi: 10.1038/nature05373

γ線バースト(GRB)に関する我々の理解は、長時間継続する残光放射の発見と観測により、ここ10年間で急速に進歩してきた。長時間(約2秒以上)継続するGRBは、大質量星の爆発による死(コラプサー)と関係があり、随伴する超新星はこの爆発により誕生する。短時間(約2秒以下)のGRBの起源は異なり、2つのコンパクト天体の合体によるものであるとされてきた。本論文では、GRB 060614(継続時間は約100秒)を可視光で観測した結果、随伴する超新星の存在は考えられないことを報告する。この結果によれば、いかなる超新星も伴わずにGRBにエネルギーを供給する大質量コラプサー、あるいはコラプサーと同じくらいに長時間持続するが大質量星を伴わない新しいタイプの「エンジン」といった、新たな爆発過程が必要であると思われる。我々はまた、GRB 060614のホスト銀河(赤方偏移z = 0.125)の性質はほかの長時間GRBのホスト天体とこのホスト銀河の違いをはっきり示すものであり、またGRBにまったく新しいタイプのホスト天体を考えなくてはならないだろうことを明らかにした。

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