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宇宙:海王星以遠天体UB313は、冥王星よりも大きい

Nature 439, 7076 doi: 10.1038/nature04494

太陽系で最も遠方にあることが知られている天体、2003 UB313(太陽から97 AUの距離にある)は最近、その遠日点付近で発見された。海王星の軌道付近に位置するその近日点とともに、黄道面に対するその大きな離心率と傾斜角から、この天体は「散乱ディスク天体(SDO)」に属すると考えられる。天体からなるこのディスクは、おそらくカイパーベルト天体に起源をもち、30 AUから50 AUの間の円軌道の黄道面付近を軌道運動し、冥王星もここに含まれる可能性がある。2003 UB313の可視光での光度は、冥王星までの距離に基づいて調整すれば、冥王星よりも大きい。これは2003 UB313が冥王星よりも大きい可能性を示している。しかし実際の大きさは、表面の反射率(アルベド)が不明なため、可視光の計測からは決定できなかった。本論文では、2003 UB313の熱放射を1.2 mmの波長で観測し、これと計測された可視光での光度を組み合わせると、直径が3,000±300±100 kmとなることを報告する。第1番目の誤差は計測の不確実性を反映しており、第2番目の誤差は天体の向きが未知であることに起因する。この結果から2003 UB313は、冥王星(直径 2,300 km)よりもかなり大きく、既知のものとしては最大の海王星以遠天体となる。アルベドは0.60±0.10± 0.05で、冥王星のアルベドと極めてよく似ているため、可視光スペクトル中に見られるメタンが、非常に高い反射率を持つ氷表面を作り出しているのだろうと考えられる。

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