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神経:ショウジョウバエ脳における2種の視覚特徴の別個な記憶

Nature 439, 7076 doi: 10.1038/nature04381

キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)は、視覚的標識を識別して記憶できる。視覚環境の中の特定の領域を、大きさや色、輪郭の傾きといった少数の形状パラメーターによって分析し、その値を記憶する。ヒトと同様に、ショウジョウバエもパターン情報取得の際にパターンを網膜上の位置によらず認識する(像位置不関性)。この論文では、ショウジョウバエの脳の最も中央の部分に属する扇状体に視覚パターンの認識を媒介する回路網の一部があることを示す。ここに視野内での像の上下方向の位置と、輪郭の傾きという2つの形状パラメーターに関する短期記憶を見いだした。これらは、扇状体中の平行な水平層に分枝を伸ばす2群のニューロンに局在していた。この記憶保存部位が脳回路の中央部にあることは、像位置不関性を媒介するのに好都合である。

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