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細胞:RNAポリメラーゼによるDNA複製のプライマー合成機構

Nature 439, 7076 doi: 10.1038/nature04337

通常、DNA複製のRNAプライマーは、特異的な酵素であるプライマーゼによって合成される。しかしながら、細胞のDNA依存性RNAポリメラーゼをプライマー合成に使用する複製システムもいくつか進化してきた。複製プライマーに必要とされる主な条件は、3'末端の露出したRNAプライマーを鋳型DNAにアニールさせることであり、これは転写伸張複合体の既知のコンホメーションとは両立し得ず、どのようにプライミングがなし遂げられるのかが疑問となっている。本論文では、これまでには知られていない種類の転写複合体が、RNAポリメラーゼが触媒するM13バクテリオファージの複製プライマー合成過程で形成されることを示す。この複合体では、過剰に伸長したRNA-DNAハイブリッドが、本来なら下流の二本鎖DNAに占められるRNAポリメラーゼの溝に結合しており、その結果、RNAの3'末端がDNAポリメラーゼとの相互作用に使えるように露出している。同様のトポロジーをもつ転写複合体は、他の細菌の可動エレメントの複製をプライミングしたり、また、通常より長いRNA-DNAハイブリッドの形成が選択的に促進される条件での転写伸張を調節している可能性がある。

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