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細胞:線虫における細胞のプログラム死についてのCED-4-CED-9複合体の構造から得られた知見

Nature 437, 7060 doi: 10.1038/nature04002

線虫(Caenorhabditis elegans)のプログラムされた細胞死の始まりは、4つの遺伝子(egl-1ced-9ced-4ced-3)の間の相互作用によって制御されている。細胞を殺すプロテアーゼCED-3の活性化にはCED-4が必要だが、CED-4はCED-9によって構成的に阻害されており、CED-9がEGL-1の働きで解離するまで働かない。今回我々は、CED-4-CED-9複合体の結晶構造を分解能2.6Åで解明した。さらに、CED-4、CED-9、EGL-1の均質なタンパク質を用いてCED-3活性化経路を完全に再構成した。1分子のCED-9がCED-4の非対称2量体に結合するが、その際、2個のCED-4分子の一方だけを特異的に認識する。この特異的相互作用が、CED-4がCED-3を活性化するのを妨げている。EGL-1が結合すると、CED-9に顕著なコンホーメーション変化が起こり、その結果、CED-9からCED-4の2量体が解離する。解離したCED-4の2量体はさらに2量化して4量体となり、これがCED-3の自己活性化を助ける。このように、我々の研究から線虫の細胞死活性化の調節について重要な知見がもたらされた。

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