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動物行動学:チンパンジーとヒトに見られる第2の「継承機構」

Nature 437, 7055 doi: 10.1038/nature04023

チンパンジーについてフィールドワークに力が注がれるようになってからほぼ50年が過ぎ、それによって我々に最も近縁のこの動物に対する知識は全くの無から、チンパンジーの社会集団にも地域固有の慣わしが存在し、それがその集団に属することを明らかにする独自の特徴となるという人間の文化に似た性質があることが発見されるまでになった。こうした意味でのチンパンジー像を確立するのに必要な共同研究は、チンパンジーゲノム塩基配列解読のための共同研究と並行して進められ、現在形作られつつある遺伝学的なチンパンジー像を補完する、複雑な社会的継承機構の存在が明らかになった。

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