Review Article 知覚:機械刺激受容に共通する原理を探る 2005年8月4日 Nature 436, 7051 doi: 10.1038/nature03896 アリストテレスが唱えた五感のなかで、視覚および嗅覚について、また味覚の多くについては、Gタンパク質共役型受容体へのリガンドの結合によって開始されることがわかっている。しかし、触覚と聴覚における機械刺激受容の分子的基盤の詳細は未だ不明である。最近、機械刺激受容に関連がある力の変換を行う分子、つまり機械刺激受容イオンチャネルが同定された。細菌から精製されたこのようなチャネルタンパク質は、他のタンパク質が存在しなくても脂質二重層からの力を感知する。また最近では、菌類や動植物の機械刺激受容チャネルの開閉にも脂質が密接に関与することが明らかになっている。 Full Text PDF 目次へ戻る