Letter 宇宙:超大質量ブラックホールの成長期間の大部分に見られる塵による掩蔽 2005年8月4日 Nature 436, 7051 doi: 10.1038/nature03829 超大質量ブラックホールは指数関数的な成長期を経ており、その成長期には遠方宇宙におけるクエーサーとして観測される。これらのクエーサーからの放射は、足し合わさって宇宙X線背景放射を生成する。そのスペクトルを使ってほとんどのブラックホールの成長は、掩蔽されていると主張されてきている。「2型」クエーサーでブラックホールの成長が掩蔽されている明らかな例はあるが、それらの数はX線背景放射のモデルから予測されるものより少ない。本論文では、遠方にある2型クエーサー種族を直接測定した結果、この種族の規模はよく解明されている明瞭な1型種族に少なくとも匹敵する大きさであることを報告する。我々は、クエーサーの中赤外線および電波放射特性をもつ天体を選択したが、それらは近赤外線および可視光の波長では暗い。若い宇宙におけるほとんどのブラックホールの成長はこの種族に帰され、ブラックホールの成長は宇宙の歴史を通じて活動銀河の塵やガスの豊富な中心部で起こると結論される。 Full Text PDF 目次へ戻る