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宇宙:近傍星のネオンの存在量によって解決される「太陽モデル問題」

Nature 436, 7050 doi: 10.1038/nature03803

太陽の内部構造は、地球の地震学と同様に、太陽の震動の観測によって高い精度で調べることができる。日震の計測結果と理論的な太陽モデルの予測が正確に一致することは、現代宇宙物理学の功績である。しかし最近、C、N、OおよびNeのような軽元素の太陽における存在量が、25〜35パーセント下方修正されたことで、この一致が崩れた。新しい存在量を採用しているモデルは、対流層の深さ、音速と密度の深さ方向の分布、そしてヘリウムの存在量を正確に予測できないのである。それらの不一致は、データあるいはモデル予測に含まれる不確かさよりはるかに大きい。本論文では、近傍の太陽型恒星の中で対象となった星のX線スペクトルを用い、それらの星で計測されたネオンの酸素に対する比率を報告する。存在量の比はすべて非常に似通った値であり、最近修正された太陽の値よりもかなり大きい。太陽におけるネオンの存在量は、決定されるにはほど遠い。これらの星におけるNe/O存在比を太陽に適用すれば、モデルと日震の計測結果との一致が回復する。

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