Letter 宇宙:近接三重連星系における太陽系外の巨大惑星 2005年7月14日 Nature 436, 7048 doi: 10.1038/nature03856 ホット・ジュピターは、太陽のような恒星の周囲を3〜9日で公転する巨大ガス惑星である。それらは、親星からおよそ2.7天文単位(AU)あるいはもっと離れた、ガスと凝縮した物質の円盤中で形成されたと考えられている。そのような距離では、巨大惑星を形成するのに十分なガスを捕獲できる核をつくるのに十分な固体状物質が存在する。その後、それらの惑星は現在の近接した軌道へと内側に移動する。本論文では、三重連星系HD 188753の主星の周りを公転する変わったホット・ジュピターの発見について報告する。この惑星は、3.35日の軌道周期と、最低でも木星の1.14倍の質量をもつ。主星の質量は、太陽質量の1.06倍(1.06 M◎)である。伴星はそれ自身が連星系であるが、離心率0.50で主星からの平均距離12.3 AUの軌道を公転する。伴星の1対の質量は1.63 M◎である。そのような近接した大質量の伴星は、主星の周りの円盤をわずか1.3 AU程度にまで縮小してしまい、巨大惑星の形成を妨げるのに十分な高温に円盤を加熱した可能性があるため、この惑星の起源は依然として不明である。 Full Text PDF 目次へ戻る