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遺伝:トランスポゾンによる体細胞突然変異誘発を使用したマウスの固形癌における癌遺伝子の発見

Nature 436, 7048 doi: 10.1038/nature03681

レトロウイルスは、体細胞の挿入可能な変異原として働き、造血系および乳腺での癌遺伝子の同定に広く使用されてきた。マウスのこの他の体細胞で使用できる挿入変異原は、より多くの組織において腫瘍形成に関与する遺伝子の同定を促進すると予想される。本論文では、トランスポゾンであるSleeping Beautyが、固形癌形成にかかわる遺伝子を同定するための体細胞挿入性変異原として作用できることを報告する。Sleeping Beautyトランスポゾンは、機能喪失または機能獲得型突然変異を誘発するために作成されたトランスポゾンであり、調べたすべての体細胞組織で転位を起こし、癌の素因を持つマウスでは腫瘍形成を促進した。これらの腫瘍でトランスポゾン挿入部位のクローニングを行った結果、既知の癌遺伝子および癌遺伝子候補上に、レトロウイルスの変異原性スクリーニングで観察されたものと似た、共通の組み込み部位が存在することが明らかになった。Sleeping Beautyは、in vivoでのフォワード癌遺伝子スクリーニングに使えるランダムに働く新しいツールといえる。

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