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宇宙:火星探索車の着陸地点予測に関する評価

Nature 436, 7047 doi: 10.1038/nature03600

グセフクレーターとメリディアニ平原の火星探査車の着陸地点の選定は3年間かけて行われ、その間にリモート・センシング・データの包括的な分析が行われた。その分析では、突入から降下に至る際の大気密度分布の予測と、2台の探査車が探査できる安全で通行可能な表面がどこかという予測は、正確であった。グセフクレーターの着陸地点は起伏の少ない表面で、バイキングの着陸地点ほど岩石は多くないが同程度に塵に富んでいるであろうという予測も正確であった。メリディアニ平原では、岩石がほとんどなく玄武岩質の砂と赤鉄鉱からなる暗く低アルベドで単調な平地が、予測どおり発見された。これらの結果からすれば、既存の、また今後得られるリモート・センシング・データに基づいて安全な着陸地点を選択する将来の努力が成功するであろうと考えられる。これとは対照的に、リモート・センシング・データに基づいた着陸地点の地質学的解釈は、もともと信頼性が低く結果はあまりよくなかった。このことから、リモート・センシング・データによる表面の地質学的理解に本来曖昧性があり、着陸地点で研究用のどのような物質が得られるかを厳密に予測するのはむずかしいことがはっきりした。

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