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細胞:クラスリン依存的エンドサイトーシスとカベオラ/ラフト依存的エンドサイトーシスにおけるヒトキナーゼのゲノム全域での解析

Nature 436, 7047 doi: 10.1038/nature03571

エンドサイトーシスは重要な細胞過程で、陥入のルートやエンドサイトーシス区画にはさまざまな種類がある。エンドサイトーシスが細胞のシグナル伝達装置による高次の調節をどの程度受けているのかは、はっきりしていない。我々は、ハイスループットRNA干渉と自動化画像解析を用いて、クラスリン依存的エンドサイトーシスとカベオラ/ラフト依存的エンドサイトーシスという2種類の代表的なエンドサイトーシスにおけるヒトキナーゼの機能を研究した。キナーゼの機能を調べるために、水疱性口内炎ウイルス、シミアンウイルス40の感染とトランスフェリン輸送、さらに細胞増殖検出法とアポトーシス検出法を用いた。本論文では、エンドサイトーシスに多数のキナーゼが関与していること、エンドサイトーシスの各ルートは、特異的なキナーゼ群によって調節されていることを明らかにする。特に、ある一群のキナーゼが、この2つのエンドサイトーシスルートに逆の効果を及ぼすことから、協調的な調節が行われていることが示唆される。今回の解析で、細胞接着や細胞の成長、増殖を制御するなどのシグナル伝達機能が、これまで考えられていたよりもはるかに高度にエンドサイトーシス装置に組み込まれていることが示された。

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