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認知:ヒト脳の単一ニューロンによる不変的な視覚表現

Nature 435, 7045 doi: 10.1038/nature03687

ある人物や物体を全く異なる条件下で見ても、それと認識するのに1秒の何分の1しかかからない。このように安定で高レベルな神経表現が、ヒトの脳内でどのように達成されているかについては、よくわかっていない。サルでは、腹側視覚経路の上位ステージのニューロンが、たとえば顔や物体のような複雑なイメージに反応するが、対象のサイズ、位置、見る角度などの測度的性質が変わっても、反応はある程度の不変性を示す。我々はこれまで、ヒト内側側頭葉(MTL)のニューロンが、人物の顔、動物、物体や風景に対して選択的に発火することを示してきた。今回は、MTLニューロンには注目すべきサブセットがあり、特定の個体やランドマークや物体の大きく異なる画像に対して選択的に活性化すること、場合によってはその対象を指す文字列によっても活性化することを示す。これらの結果は、複雑な視覚表象を長期的でより抽象的な記憶に変換するのに重要な役割を果たす可能性のある、散在的で明確な不変の符号化があることを示唆している。

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