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地球:米国中部ニューマドリッド地震帯の高い歪み速度に対する宇宙測地学的証拠

Nature 435, 7045 doi: 10.1038/nature03642

1811〜1812年の冬に、最も近いプレート境界から2,000 km以上離れた米国中部の町であるニューマドリッド付近で米国の東半分全体で揺れを感じる地震が3ヶ月間に3回発生し、北米での記録に残る歴史地震の中では地盤の液状化が最も遠くまで進行した。しかしながら、この地震の原因とその意味するところについては激しい議論が続いている。地質学的証拠からは、ニューマドリッド地震で生じたのと同じ規模の強震動による地盤の液状化は、過去2,000年の間に少なくとも3回、おそらくは4回起きたことが示されており、このことは地域的な地震活動から統計的に得られる再来確率と矛盾しない。本論文では、連続稼働する全球測位システム(GPS)により測定した、この地域の歪み速度が大きな値を示す直接的証拠を提示する。歪み速度はほぼ年間10-7程度で、活動的なプレート境界をまたぐ場合に匹敵する値であり、この地域にある既知の活断層の値と一致する。これらの結果は、地震災害の規模の明確化やプレート内地震活動の原因となる過程の特定に大きなかかわりを持つ。

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